ビューティアドバイス

頭皮・頭髪と太陽光線

ヘアケア2013/05/13

頭皮・頭髪は体の中でも一番太陽光線を受けるところです。

特に紫外線は、積算されていきます。若い頃に受けた紫外線の影響が、年齢を重ねて免疫力の弱くなった頃に何らかのかたちになって現われてくることがあります。それはシワであったり、シミであったり、抜け毛、薄毛、白髪そして最悪皮膚癌などです。

太陽の光線は波になって地球に届きます。

波長
200nm以下 x線、γ線 (地上には届きません)
200~280nm UV-C (地上には届きません)
280~320nm UV-B (サンバーンを起こす)
320~400nm UV-A (サンターンを起こす)
400~700nm 可視光線
700~1,000nm 赤外線
1,000nm以上 電波

光老化として私たちが一番気になる波長は、UV-A波とUV-Bです。

【UV-A波】は、表皮を通過し皮膚の張りや弾力を維持するコラーゲン、エラスチンのある真皮の中層まで届きます。中層には毛根もあります。シワ、シミ、タルミ、白髪、抜け毛、薄毛の原因になります。

【UV-B波】は、表皮を通過し真皮の浅いところまで届きます。但し波長が短かいため、夏11時~12時1時間太陽光を浴びると、細胞1個に数万個の傷が付くといわれています。しかし体が元気であれば6時間でほとんど修復されます。

紫外線は、強弱はあるものの一年中降り注いでいます。 皮膚の三大老化の一つ、光老化は日頃の注意とケアーを心掛けることにより防止することができます。